コラムで何を書こうか考えていた時に、プログラマとして初めて依頼されたシステムを作りきる事を思い出した。それまでは簡単なツールやアプリを作ることはあったが、小規模ながらシステム製作を依頼されたのは非常にいい経験になったため3点ほど記述してみようと思う。
技術力
当たり前だが、システムを作るうえで壁に当たるたびに調べ知識や経験が増えていく。依頼されたシステムはAccessで作られたシステムをフロントエンド+データベース(MYSQL)の構成でリプレースするというもであった。DBの構成、フロントとの繋がりなど作ってみて初めて理解できる部分があり、振り返ると多くの改善点というか気づきも得られる。こうしたバックエンドの動きはユーザーからは見えないため尚更であった。
また設計にあたりユーザーヒアリングさせて頂いたのもいい経験だった。リプレースのため1からではなかったが、複雑なUIをどうシンプルにするか、何をそぎ落とすかを考える経験ができた。
達成感
システムを完成させたときはもちろんのことだが、システム内の1機能を実装できたり、厄介なエラーを解決したり、一つの壁を乗り越えるたびに小さな達成感を得ることができた。おそらくこの小さな積み重ねがエンジニアとしての自信だったり実力に結びついていく。
そういえば以前プログラミングを教えてほしいと依頼され教師をしたことがあったが、その時の生徒さんも一つできるたびに達成感を得て、いつの間にか自分でどんどん新しい機能実装し簡単なゲームを作るまでに成長した。
この達成感がクセになる人がエンジニアになっていくのかもしれない。
ユーザーからの感謝
やはり仕事をするうえでこれが一番の報酬といっても過言ではない。リプレースすることでUIもシンプルになり、動作も早くなったことで現地のユーザーさんから良いフィードバックをいただくことができた。
今後色んなサービスを考えていくことになるが、どんな商売でもお客様に喜んで頂けることを目指していきたい。
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